2012年11月27日火曜日

藝術講座 お勧め展覧会

Cometさんより、展覧会の案内をいただきました。

東京国立近代美術館60周年記念シンポジウム「近代美術館の誕生-前史から未来へ」 http://www.momat.go.jp/Honkan/symposium20121201.html 

高橋由一の螺旋展画閣(画像)を、日本における近代美術館の原点としたシンポジウムです。開館記念日(12月1日)につき、シンポジウム・展示とも無料。初心者向けギャラリートーク有り。

注意! それ以外の日は、全館特別展扱いなので、この展示が終わるまで、割高料金です。

「展覧会」をオススメしないはずだった、もうひとつの理由として。 臨時企画展ではなく、国民・市民のそばにいつも在って、共に暮らしていく、収蔵品展示が、教養の基本だと思うからです。 この60周年記念展であれば、常設展の特別版・選りすぐり展になっているので、外国から借り集めた企画展にない、落ち着きがあると思います。と同時に、団体展の弊害・影も写っているだろうと思います。

 他、「パトロンが主役、学芸員はアシスタント・アドバイザー、最後はパトロンの直感で決断する」実例としての常設展示なら、

・川村記念美術館 佐倉
・大原美術館 倉敷
・ブリジストン美術館 東京駅八重洲口
・国立西洋美術館の松方コレクション

特に、川村美術館は、川村家三代三様の個性で集めているのが見えます。ただし、せっかく遠路はるばる見に行くなら、2月2日からの展示の方が(特別展に関しては)オススメです。 http://kawamura-museum.dic.co.jp/exhibition/next.html

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