2009年7月30日木曜日

2009.8.4 Caledonia Heron トーク

Photo by Daniel Voyager
 
「ヴァーチャル環境を利用したNASAの宇宙教育プログラム」

キラ研究所理事で、アメリカ航空宇宙局(NASA)でティーンむけ教育プログラムの開発を担当している Caledonia Heron  (RL:Stephanie・Smith) さんがゲスト。現在NASAで開発を進めている、SLなどのヴァーチャル環境を利用した教育プログラムや、MMO (多人数参加型オンラインゲーム)、「宇宙飛行:月、火星、そしてそのむこう」について話してもらった。NASAのこの事業は、理系の教育を推進することや、将来NASAで働く人材を開拓する狙いがある。ヴァーチャル環境は子どもたちにもなじみの深いメディアで、集中しやすく、遊び感覚で学習できる。また、LTが中・高校生むけに開発したMath Trax というグラフ用のプログラムなど、2008年末の発表以来大規模なダウンロードがあり、全世界で利用されている。

トークのまとめはこちらから Aug 4 2009 まとめ.doc
スライドはこちらから:    8_4_09_NASA LT.pdf
NASA eEducation Island

8月のキラカフェ情報

[] 8月4日(火)22:00-
バーチャル環境を利用したNASAの宇宙教育プログラム
    キラ研究所理事で、アメリカ航空宇宙局(NASA)でティーンむけ教育プログラムの技術開発を担当していらっしゃる Stephanie/Smith (SL:Caledonia Heron)さんに、現在NASAが開発を進めている、SLなどのバーチャル環境を利用した教育プログラムの概要と、NASA版MMO(多人数参加型オンラインゲーム)、「宇宙飛行:月、木星、そしてそのむこう」についてお話いただきます。

[] 8月11日(火)22:00-
フリートーク
毎月1回行っている、テーマを決めないフリートークです。キラカフェの催しについて、最新のSL事情について、ざっくばらんに会話をお楽しみください。ぜひ、このテーマで話をしよう!という要望、キラカフェでこういうことをやってはどうかという提案も受け付けています。お気軽に kirajapan@kirajapan.org までメールをお寄せください。

[] 8月18日(火)22:00-
「単純な脳、複雑な『私』」読書会
SLでものづくり講師をしていらっしゃるHaruka McMahon さんに、池谷裕二著、「単純な脳、複雑な『私』」読書会を担当していただきます。心とはなにか、わたしとはなにか、脳と『私』の関係の、思いがけない脳学者の「解」。Haruka 先生に内容の概説をしていただき、参加者でディスカッションをしてみます。(すべてテキストで行います)

[] 8月25日(火)22:00-
「おなかの医学」
毎月恒例の、大腸肛門病学専門医、RB Lemonさんの医療講座です。前回の「おなかの医学」便秘の神秘編につづき、さらに腸の機能を掘り下げます。医療講座は月に一度の開催です

ぜひ、参加くださるとともに、ブログ、SNSなどで宣伝してください。なお、予定はやむをえない事情により変更になることがあります。ご了承ください。

2009年7月25日土曜日

7月28日のキラカフェは医療講座「おなかの医学:各論」です

こんにちは。


次回のキラカフェのご案内です。


7月28日(火曜)日本時間午後10時より、医療講座「おなかの医学」を行います。


今回のテーマは「便秘」。


便秘の基礎と治療についての講演となります。30分が講演、30分が質疑応答の予定です。


場所はいつものキラカフェです。


お誘いあわせの上、ご参加ください。


 


 

2009年7月11日土曜日

2009.7.14 Terra Zehetbauer トーク



KAZE、SOLAシム(所有者、Ichiro Furse)

 「建築屋のつぶやき」

ジャパンリゾートの造成をてがけるKAZEグループ(代表、Ichiro Furse)のメンバーで、RLでも建築士のTERRA Zehetbauer 氏がゲスト。氏のSLやRLでの実績に沿い、数々の作品にあたりながら「建築屋」の目で見たSLの建築物の美しさ、その傾向や特徴を語り、建造物を美術・芸術的にみる楽しさに触れてもらった。

参 照: http://simdesign.arcg.net/ http://kaze.slmame.com/

スライドはこちら:  July 14 2009_Terra.pdf
完全ログはこちら:  July 14 2009 ログ.doc 

2009年7月10日金曜日

7月のキラカフェ情報

[] 7月7日(火)22:00-
海外キラ会員との交流のためのロードマップ
キラ研究所所長の Piet Hut と キラ ジャパン代表の池上英子が、キラ研究所の行っている活動をご紹介させていただきます。米国キラ研究所では、草の根の発想からはじまり、運営者も参加者も楽しんで活動を行っている、さまざまなワークショップがあります。ぜひ、こうした海外ワークショップをのぞいてみてください。また、キラジャパンでも、今後、インターナショナルメンバーをまじえてのトークやディスカッションなどを予定しています。

[] 7月14日(火)22:00-
「建築屋のつぶやき」
建築士でいらっしゃるTERRA Zehetbauer さんに、SLやRLでの自分の足跡に沿い、「建築屋」の目で見たSLの現状と将来の展望についてお話しいただきます。

[] 7月21日(火)22:00-
フリートーク
毎月1回行っている、テーマを決めないフリートークです。キラカフェの催しについて、最新のSL事情について、ざっくばらんに会話をお楽しみください。このテーマで話をしよう!という要望、キラカフェでこういうことをやってはどうかという提案も受け付けています。お気軽に までメールをお寄せください。

[] 7月28日(火)22:00-
「おなかの医学」フリートーク
毎月恒例の、大腸肛門病学専門医、RB Lemonさんの医療講座です。前回の「おなかの医学」総論編につづいて、今回は各論に移ります。医療講座は月に一度の開催です。

ぜひ、参加くださるとともに、ブログ、SNSなどで宣伝してください。なお、予定はやむをえない事情により変更になることがあります。ご了承ください。

2009年7月7日火曜日

Kira Interdisciplinary Science Seminar

Kiraの学際的サイエンス・セミナー


担当:Vic Michalak
催時間:毎週木曜日 午前10時(SLT/PDT)
言語:英語
メディア:テキスト・チャット


このセミナーでは、世界をより広く、より深く理解するために学際的な科学的コラボレーションがこれまで何をなしてきたか、これから先なにがどのように可能か、また、特定の分野において、一分野にとどまっていてはありえなかったどのような突破口を提供してきたか、今後するであろうか考えてみます。このセミナーは、2009年2月に『ニンフの科学セミナー』で行われたPiet Hut(SL:Pema Pera)の「知識の知」と題したプレゼンテーションに触発されて開設されました。


「近年の科学研究における重要な課題のほとんどが、その解明に学際的な協力を必要としています。認知科学しかり、システム生物学しかり、環境学しかり。たとえば、代替医療を厳密に評価していくにはどうするかといった複雑な問題に対処するには、専門家集団が集まっていくつもチームを作り、その中で意見交換し、共同で作業にあたる必要があります。ところが、現状では、各分野における文化や方法論の違いが、幅広い学際協力の成就をはばんでいます。学際協力を意味あるものにするにはどうすればいいか。それは、おそらく、自らの知識を深めるだけでなく、お互いの知識への理解を深めること、『知識の知』に重点を移すことにあるのではないでしょうか。」

セミナー第1回目は、まず、これまでの学際研究の発展をたどり、学際研究、多分野共同研究、分野横断型共同研究、領域横断的研究のそれぞれの意味するところを探ってみます。これまで実際に行われてきた学際的協力についてブレーンストームを行います。それから、スピーカーを決めて、学際的協力の事例や、学際的アプローチを必要としている研究課題についてのプレゼンテーションを行ってもらいます。


このセミナーは、以下の4部構成とします。(内容により、前の部に戻ったり、先に進んだりするかもしれません)


第1部:過去
ひとつの科学研究分野の観測、方法、考えかたが、他の分野の研究の役にたった事例があるか。そのコラボレーションはどのようにして起こったか。成功にどのように寄与したか。協力関係は、どのように受容されたか。事例:アルバレス家の父親と息子がそれぞれの地質学と天文学の知識を結びつけ、6,550万年前(中生代と新生代の境目、地質学ではK-T境界)に起こった、恐竜をふくむ生物の大量絶滅を起こした可能性のある原因が何かをつきとめた。


第2部:現在と今後
どのような学際的科学研究が現在、検討され、実行されているか。今日の課題はなにか。学際協力は、問題解決にどう貢献することができるか。たとえば、多種多様な専門分野の研究者が地球温暖化問題に携わっている。また、コンピュータサイエンス分野でも、「モアの法則」の存続のためには、複数の科学分野の協力が不可欠とされている。


第3部:将来
多様な研究分野がその考え方、問題へのアプローチ、方法論を出し合って問題の解決にあたり、よい成果を出していくにはどうすればいいか。学際協力の参考になるような、ほかの領域でうまく機能している協力関係はないか。課題の解決やスムースな協力関係を阻む、「超えがたい溝」は何か。その「超えがたい溝」を超えるために援用できる知的奇策はないか。


第4部:分野横断的学際アプローチ
これまでの検討から、新しいアプローチたりうると思われる方法を問題解決に応用してみる。第1-3において、なぜ学際的協力関係が必要か、そういった研究がもたらしてきた成果はなにかを吟味してきている。そこで、現在学際研究が直面する問題に共通項がないかを分野横断的に探ってみる。問題は、コミュニケーションのありかたか、そもそもコラボレーションそのものが間違いなのか、それとも、計算に誤謬があるのか。学際協力をはばむ障壁を簡潔に記述する方法はあるか。その記述により、可能なアプローチや方法論、問題の解明のしかた、あるいはコラボレーションにひそむ問題の所在そのものがあきらかになり、今後の学際的取り組みに援用できるのではないか。



2009年7月3日金曜日

2009.7.7 海外キラ会員との交流のためのロードマップ



 海外キラ会員との交流のためのロードマップ」

キラ研究所所長の Piet Hut と キラ ジャパン代表の池上英子が、キラ研究所の行っているワークショップ活動を紹介した。

外ワークショップの紹介はこちら: ワークショップ